ウツウツ夫婦の国際結婚~うつ病は、あなたの生きる力になる~

うつ病は苦しくて毎日地獄でした。だけど決して無駄な経験ではありません。このブログを読んでうつ病経験者やご家族にそう思ってほしいです。

はじめまして、義両親

5年ほど前。

 

インターネットで知り合ったオーストラリア人男性とお付き合いをすることになり、オーストラリアに1人で旅立つことになった私。

(友達が急遽行けなくなったので)。

 

母の許可を得てオーストラリアで彼と同棲することになりました。

 

お付き合いも順調に進んでいたある日のこと。

 

「実家に行こう? 夕食においでって」

という彼の言葉に

 

「え、実家に!? いや、無理!!」

とパニックになった私。

 

私:「日本で実家に行くということは、結婚の挨拶に行くようなもので......」

 

彼: 「オーストラリアでは恋人の実家に行くのは、結婚がどうのこうのじゃないよ」

 

ここは理解できないオーストラリア。

 

彼女ではなく、女友達でも実家に遊びに行くということでしょうか。

 

彼は

「今度の金曜日、仕事が終わってから実家に行くから。母が家まで車で迎えに来るから先に行ってて」

と無責任な発言。

 

私は「無理!」と言うけど通じません。

 

いつかは通る道だし......と腹をくくって彼の実家に行くことにしました。

 

金曜日の夕方。

彼のお母さんが迎えに来てくれました。

 

車での移動中、緊張していた私は相づちを打つのがやっとでした。

 

無事実家に到着し、リビングに通された私は、お父さんに挨拶をしました。

 

私がソワソワしていると、

「落ち着いて。座って!」

と言われてしまいました(笑)。

 

今でも覚えているのは、

アナログ時計の音と草木が揺れる音......。

 

疲れていた私は、いつの間にかソファーで寝ていました。

 

とても短い時間だったのですが、

あまりにも居心地がよかったのです。

先ほどまで緊張していた自分が嘘みたいです。

 

ハッと我に返ると、彼の両親は笑っていました。

 

「すみません、眠くて(笑)」

と私。

 

「私たちもテレビを見ながらつい寝ちゃうことあるのよ」

とお母さん。

 

人付き合いが苦手で社交的でない私が、彼の両親とは自然と接することができました。

 

それは私も彼も彼の両親も、本音を言うタイプだからでしょうか。

(時にはお世辞が言えなくて苦労することは日常生活の中で多々ありますが......)。

 

その後、結婚し、彼の両親は私の義父母となりました。

長くなるので今回はこの辺で。

 

お読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

国際遠距離恋愛

5年ほど前。

 


ひきこもっていた私は、インターネットで知り合ったオーストラリア人男性(=今の夫)と、

実際日本で会いました。

 


しかし彼の前でパニック発作を起こし、彼の人工呼吸によって救われました。

 

「この人は命の恩人だ!」


......とべた惚れになった私は、
「彼氏になって!」と強引に、そして半強制的にお付き合いを始めました。




1週間の幸せな時間はあっという間に過ぎ、彼はオーストラリアに帰る日、

私は寂しくて仕方がありませんでした。


しかし今はインターネットも携帯もある便利な時代。


どこにいても好きな時間に相手に連絡することができます。


彼の職業柄、仕事中もskypeでのメッセージでやり取りができるので、国際遠距離恋愛が始まってもなんとか乗り越えられました。



1か月後。
今度いつ会えるかという不安に押し潰されそうになりました。


友達に相談すると、
「来月一緒にオーストラリアに行こう?」
と計画を立ててくれました。



オーストラリアに旅立つ1週間ほど前。


その友達から
「ごめん、行けなくなった」
とメールがきました。


心底落ち込んでいる私を見て母が
「もうオーストラリアで同棲したら?」
と言ってくれました。


あんなに同棲することを反対していた母からの意外な一言でした。



私が
「え! いいの!?」
と尋ねると、


「あなたの病気のことをここまで理解してくれる男性はいないよ。大事にしなさい」

と母。

 


こうして私は、オーストラリアで彼と同棲することを心に決めたのです。



*****


お読みいただき、ありがとうございました。


両親に会う

5年ほど前。

 

前回のつづきです。

 

インターネットで知り合ったオーストラリア人男性と日本で会うことになった私。

 

いいところを見せようとしたはずが、まさかのパニック発作が起きてしまい、彼は冷静に人工呼吸で私救ってくれました。

 

彼のおかげで救急車を呼ばずに済んだ私は、目がアニメのようにハート型になっていました(笑)。

 

そして私の猛アタックで交際がスタート。

 

母に報告すると、

「どんな人か会いたい」

と言うので、両親、彼、私でランチへ行くことになりました。

 

ずっとうつ病やめまいの病気で20歳から10年以上ひきこもっていた私は、母とこんな話をしていました。

 

母: 「将来ご住職さんになったら?」

私: 「そうね。一生結婚もできないだろうし.....」

 

そんな30歳を過ぎた娘が、オーストラリア人男性と知り合ってお付き合いをしている......。

 

彼とランチの日。

母は挨拶を済ませるとすぐに、

「......それで、結婚はしたいの?」

と彼に尋ねました。

 

娘が娘なら母も母(笑)。

母は英語を話せないので私が英語に訳することに。

 

「母が娘と結婚したいか聞いてるよ」

自分で訳して彼に尋ねるのは恥ずかしかったです(笑)。

 

彼は

「まだ知り合ったばかりなので、そこまでは......」

と答えました。

 

続けて

「交際がうまくいけば同棲したいと考えています」

とも。

 

これには両親、大反対。

「同棲って。もし同棲中に別れたらどうするの?」

この母の意見には私も賛成でした。

損をするのは女の私のほうだと思ったからです。

 

 

結局、この話は平行線のまま終わりました。

 

しかし母は何度も

「娘をもらってください!」

と彼に懇願していました。

 

『この人を逃したら娘は一生結婚できないかもしれない』と思ったのかもしれません(笑)。

 

両親からは娘がインターネットで彼氏を見つけたことを不安に思う気持ちは、あまり感じられませんでした。

 

私は、彼を信じてくれてありがたい気持ちでいっぱいでした。

 

*****

 

お読みいただき、ありがとうございました。

 

次回は、9月17日(火曜日)に更新します。

 

パニック発作。その時彼がとった行動

話は5年ほど前に遡ります。

 

前回のつづきです。

 

 

※今回はパニック障害の話です。

苦手なかたは申し訳ありません。

 

 

********

 

 

インターネット上で知り合い、

私のうつ病やめまいなどの病気を誰よりも理解してくれたオーストラリア人男性が日本まで会いに来てくれることになりました。

 

インターネット上で知り合った男性に直接会いたいという状況を母に説明すると、

「そこまで病気のことを理解してくれるなら大丈夫ね」

と言ってくれました。

 

そして夏のある日。

私は某空港に迎えに行きました。

 

いつもskypeで見ているので、すぐにどの男性かわかりました。

 


簡単に自己紹介をし、カフェに移動したのですが、2人共しばらく無言でした(笑)。


彼は疲れのせい、私は緊張していたせいです。

 


「......どこに行く?」

重い空気の中、私は尋ねました。

「んー.....。どこか行きたいところある?」

逆に尋ねられ、今までずっと1人では行くことができなかった場所を挙げました。

 


私: 「海に行きたいなー。あとはウィンドウショッピングも」

彼: 「わかった。これからウィンドウショッピングに行って、明日は海に行こう」

 


私と彼はバスでショッピングモールへ移動しました。


やっと少しずつ緊張が解けてきて、話すことができました。

 


翌日は海に行きました。

浜辺を歩くだけで、いい気分転換になりました。

 


その次の日のことです。

 今までずっと家に閉じ籠っていた私が急に外出をしたからか、彼の前でパニック発作を起こしてしまいました。

 

「あ、息苦しい.....」

 

そう言うのがやっとでした。

彼はそんな私を見ても冷静でした。

 

彼: 「ゆっくり呼吸してみて?」

私: 「できない」

 

すると彼が人工呼吸のように、口移しで私の体に空気を送ってくれました。


それが医学的に正しいかわかりませんが、パニック発作が起きたらビニール袋を口に当てて呼吸をするといいますし、原理は似ているのかもしれません。

 

 

数分後。

彼のおかげで私はいつも通り呼吸することができるようになりました。


「彼はすごい.....」


私はまるで、スーパーマンに助けてもらったかのような気分でした(笑)。



こう言うと大袈裟ですが、

彼(今の夫)は私にとって『命の恩人』なのです。

 

 

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お読みいただきありがとうございました。


次回は9月14日(土曜日)に更新します。

 

ネット上で知り合った男性と初めて会った日

話は5年ほど前に遡ります。

 

前回のつづきです。

 

私はネット上で知り合った実際会ったことがないオーストラリア人男性にプロポーズしました。

 

彼は答えに困っていました。

(そりゃそうですよね (笑))。

 

今の時代は便利なもので、

パソコンさえあればskypeで音声とビデオチャットができるので、

相手がすぐ側にいるようでした。

 

一生治らないと思っていためまいが、彼の

「原因は寝る前に飲んでいるレンドルミンのせいだよ。半分にしてみたら?」

というアドバイスのおかげで治ったのです。

 

私の病気のことを理解してくれる人はこの人しかいない!

ほぼ引きこもっていた私は、彼との結婚生活を夢見ていました。

 

夜眠れない時は、パソコンをつけたままにしてskypeをしながら寝ました。

 

彼は私が眠るまで起きていてくれました。

 

そうやって安心することで、レンドルミンが半分でも眠れるようになったのです。

 

ネットで知り合って4か月後。

彼が海を越えて日本に来てくれることとなりました。

 

 *****


お読みいただき、ありがとうございました。


次回は9月12日(木曜日)に更新します。

 

 

 

ネット上で知り合った相手にプロポーズした理由

前回のつづきです。

 

私は言語交換サイトで知り合ったオーストラリア人男性に

「実は私はうつ病とめまいで、ほとんど引きこもっている状態です」

と英語でメールを送りました。

 

すると彼から

「僕もうつ病だったよ。今は治ったけど」

と返信がきました。

 

私はオーストラリアでの心療内科精神科医療の話を彼から聞いて、ショックを受けました。

 

私一個人の感想ですので間違っているのかもしれませんが、彼の話からすると、オーストラリアのほうがこの分野の医療は日本より進んでいると感じました。

 

彼は私の何年経っても治らないめまいの原因は「うつ病の薬のせい」と言いました。

 

早速かかりつけの心療内科で相談すると、医師から「副作用がある薬ではない」と説明されました。

 

その時服用していた薬はソラナックスデプロメールを朝夕に1錠ずつ、寝る前に睡眠導入剤レンドルミンを1錠でした。

 

彼に報告すると

「寝る前に飲んでいるレンドルミンを半分にしてみて」

とアドバイスされました。

 

 

その日の夜。

早速レンドルミンを半分にしてみましたが、やっぱり眠れません......。


めまいもいつもより酷くなりました。

 


翌日、skypeチャットで彼に報告しました。

 

彼は

「それが普通だよ。薬をやめようとすると起こる反応だよ」

と言いました。

 

 

1週間後。

私はレンドルミン半錠で眠れるようになりました。めまいもしませんでした。

 

何よりも嬉しかったのは、朝起きた時に頭がスッキリしていたことでした。

 

長年治らなかっためまいの原因は、レンドルミンの副作用だったのです。


医師はいつも「副作用はありません」と言っていたのですが......。

 


私は生き返った気分になりました。


そしてネット上で知り合い、実際には1度も会ったことのない彼に

 

「めまいがしなくなった!

あなたはすごいね! 付き合ってください。そしていつか私の旦那さんになってください」

 

とプロポーズしたのです(笑)。

 

*****

 

お読みいただきありがとうございました。

 

次回は9月10日(火曜日)に更新します。


夫との出会い

話は5年ほど前に遡ります。

 

私は30代前半で、なかなか診断がつかないめまいの病気とうつ病パニック障害のため実家にお世話になっていました。

 

外出すればすぐめまい吐き気がしたため、ほぼ家に引きこもっていました。

 

「このままではイヤだ」と思い、3ヶ月で終了する韓国語講座やコミュニケーション講座に申し込みました。

 

もちろん休むことも多かったのですが、

電車に乗る練習、人に会う練習と思って休みながらも続けました。

 

それでも寂しい気持ちと罪悪感が常にありました。

 

イギリスに留学までして結果を出せない自分が歯がゆかったのです。

 

そんなある日、『言語交換サイト』に登録しました。

 

言語交換サイトも色々種類がありました。

 

英語で文章を書いて英語圏の人に無料で添削してもらうものや、英語だけでなく他の言語が学べるものもありました。

 

私はできるだけ多くのサイトに登録しました。


言語にも興味がありましたが、他の国の人々がどういう生活をしているのか、どういう考えを持っているのか知りたかったからです。

 

そして日本語や日本の文化を学びたいという人の中に、オーストラリア人男性(=今の夫)がいました。

 

彼と言語交換するようになり、私が

「実はうつ病とめまいで......引きこもってるんだ......」

と打ち明けると彼は

「そうなんだ? 僕もうつ病だったよ」

とあっさりと答えました。

 

長くなるので次回へつづきます。

 

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お読みいただきありがとうございました。

 

次回は9月7日(土曜日)に更新します。